【俺か、俺以外か】現代ホスト界の帝王のドキュメンタリー「ROLAND-完全密着」を見て、セルフイメージの増大を目指そう。
わたしの毎週土曜日の習慣の1つを紹介したい。
毎週土曜日にYoutubeで配信される「ROLAND-完全密着」を見ることだ。
どういう内容の動画かというと、ROLANDという現代ホスト界の帝王と呼ばれる歌舞伎町のカリスマホストの私生活を密着取材して、その魅力に迫ろうというドキュメンタリービデオだ。
ROLANDは、私の尊敬する人の中の一人である。
流石にカリスマホストだけあって、ROLANDの言動には、人生観をはじめとして、女性に対する姿勢、言葉の選び方など、参考になることがたくさんある。
自分がなりたい人物像に合致する(もしくは近い)ような人を見つけて、その人の言動を繰り返し見たり聞いたりすることで、その人のマインドセットを自分の意識に刷り込ませることはとても大事だ。
なりたい人物像に近づくためには、その人物像が何なのかを、具体的にはっきり認識することが欠かせない。
もっと言えば、なりたい人物像に限らず、何かの目標に近づくためには絶対に必要なマインドだ。
自分に良い影響のある言動を繰り返し心に刻む習慣は、セルフイメージを増大させ、 無意識的にも、意識的にも、自分を高める効果が期待できる。
そもそも、カリスマホストROLANDとは?
ROLANDは、歌舞伎町のホストクラブPlatina本店のホストで、最近ではテレビをはじめ様々なメディアで取り上げられる程の実力者だ。
※詳しいプロフィールは以下のリンク参照
一言で「ROLANDとはどのような人か」を表す、とっておきの名言がある。
「この世には2種類の男しかいない。俺か、俺以外か。」
こんな自信たっぷりな発言ができるのは、おそらく彼くらいだろう。
それを自然にできてしまうのがROLANDだ。
もちろん、その発言の裏には日々のたゆまぬ努力がある。
「努力の量では誰にも負けない」という自信が彼にあるからこそ、その発言にハリボテっぽさ、無理している感が全くない。
実力が伴わないヤツが、こんな発言をしてしまった日には、めちゃくちゃに叩かれるか、笑われるかのどちらかだろう。
ROLANDの言動
「人生・仕事編」
まずは、この動画を見て欲しい。
トレーニングについて語っている彼の言葉を抜粋してみた。
(抜粋開始)
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(動画1:51〜)
ROLAND:毎朝起きたら日課として(トレーニングには)来ているかな。
スタッフ:きつくないんですか?
ROLAND:慣れたら普通だし、頑張ってないと、他の人に頑張れって言えないじゃん。
俺ら(ホスト)も見せるのが仕事だから、スタイル維持も仕事のうち。
頑張るってかっこいいことなんだよっていつも思ってる。
(2:55〜)
ROLAND:どんだけきつくても、どんだけ体調悪くても、どんだけ取材が入っていようが、絶対に1時間しっかりトレーニングするってのは日課だし、継続するのが大事。
やろうと思って1週間継続するのは誰でもできる。
ちょっと精神力強いやつなら1ヶ月くらい(はできる)。
ただ、それを毎日決まった時間にしっかりメニューをこなすってのはなかなか難しい。
デブっていっぱいいるじゃん?
あれって甘えだから。
(3:22〜)
だからリゾート地のホテルとか行っても、しっかりトレーニングウェア持って行ってしっかり日課として(トレーニングを欠かさないようにしている。)
1日サボったら1年サボっちゃうから。
だからその1日の甘えも作らないためにどんなリゾート地に行ってもトレーニングウェアは持っていくね。
スタッフ:どこまで行けば満足するんですか?
(3:45〜)
ROLAND:俺は”満足”って言葉が超嫌いで、満足したら終わりだと思ってる。
(俺は)すごい負けず嫌いだから、昨日の自分に絶対負けたくないのよ。
だから毎日のトレーニングで数値をメモしてて、その数字が昨日よりも落ちてたらスゲェ悔しいのよね。
満足ってことはないよね、限界なんて自分で決めたらその限界で終わっちゃうわけよ。
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(抜粋終わり)
一言で言うと、プロ意識がすごい。
そして、良いルーティーンを毎日の生活に組み込んでいることで生まれる良いスパイラルが、彼を更なる高みに連れて行くだろうことは容易に想像できる。
僕たちはそんなに強くないし、こんなプロ意識を持ちあわせて実際の行動に反映できる人なんてごく一握りだろう。
休日は朝寝坊だってするし、美味しいものはついつい食べすぎちゃったりする。
だから、強いヤツのマインドセットを自分の中にインストールするのが手っ取り早い方法だったりする。
自分の弱さや誘惑に負けそうになった時に心の中のリトルROLANDがこう囁く。
「デブは甘えだから、普通に生きてたらデブにならないからね。」
それだけで踏ん張れる気がしてくるんじゃないだろうか。
朝起きたら必ずトレーニングをするというのを習慣化していること、トレーニングの数値をメモすることなど、彼の行動はとても具体的なもので、行動がきちんと伴っている。
「恋愛・トーク編」
次にこの動画を見て欲しい。(完全密着ではないが、このシリーズもおすすめ)
(抜粋開始)
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(動画 2:12〜)
女:ねえねえ、バレンタインデーさ、一緒に居てくれるよね?
ROLAND:一緒にいてあげたいんだけど、俺のせいでカカオが絶滅しそうになっちゃったっぽくて、
カカオの保全団体からめっちゃ着信きててさ、モテすぎてカカオなくなりそうなんだよ。
マジごめん。カカオにもごめんだし、一番ケイコにごめんだわ。
いい男すぎてすみません。(平謝り)
(動画 3:17〜)
女:ねえねえ、今月さ、シャンパン3本も入れてるのになんでアフター誘ってくれないの?
ROLAND:アフター?!ケイコってなんのシャンパン入れたっけ?
女:ブーブーの白
ROLAND:ブーブーの白でしょ??ぶっちゃけそんなの自販機で買えるからね?
ROLAND:ケイコ、もっと頑張りなよ。(すっと肩に手を回す)紅白(ブーブーの赤の意味)行っちゃう?
女:行く!
ROLAND:良い子。(ギュッと抱きしめる)
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(抜粋終わり)
参考になる断り方だ。
「バレンタインデー一緒に居てくれるよね?」に対して、単に断るだけだと話の流れが良くない方向に流れてしまう。
そこで「カカオの絶滅」という突拍子もない話題を一回挟むことで、会話をマイルドにさせる。
マイルドに茶化すだけで終わるのではなく、一緒にいれないことについては最後にきちんと詫びを入れる。
彼自身も言っていたように、彼の会話は全て合理的な裏打ちに基づいて行われる。
「アフター誘ってくれないの?」に対しては、ブーブーの白(1本約15万円)という高価なものを自販で買える缶ジュースと同じ価値だと一蹴する。
こうすることで、15万円のシャンパン数本入れたくらいでなびく男じゃないことを示し、女の子から見たROLANDの価値は引き上がる。
会話の主導権を握ることも、自分はそんな安物ではなびかないと伝えることも、客観的な自分の価値を引き上げるために行われている言動だと言える。
終わりに
こういった動画だけではなく、良いものは自分の生活に取り入れる、悪いものは自分の生活から取り除くという、日々の努力をたゆまず行えるかどうかが勝負の分かれ道となる。
日常生活を当たり前だと考えず、なぜ自分の生活がこうなのか?、どうやったら自分の生活を向上できるだろうを考え続けていきたい。
私の好きな企業であるIBM社の創業の立役者であるトーマス・ワトソンはこう言った。
「われわれ全員が抱えている問題は、十分に考えようとしないことだ。」
「知識は思考の結果であり、思考はビジネスの分野を問わず成功の基礎をなすものだ。」
「THINK」し続けよう。
満足したらそこで試合終了だ。